こんにちは、ちーりょうです。
はい、今回もPCの話です。
もう別ブログに分けた方がいいんじゃないかと考えているのですが、面倒くさくてやっていませんw
というわけで、タイトルの通り、新しいノートPCが届きました。
今回買ったのは、HPのENVY x360 13-ay0050AUという13-ay0000シリーズの最上位モデル。
AMD Ryzen7 4700Uを搭載して価格が10万円を切る(税抜)というコスパ最強のモバイルノートPCです。
そんなENVY x360ですが、注文から納入に4ヶ月かかったり、〇〇だったりと、いろいろあったので、それも交えながらレビューでも書こうと思います。
注文から納入まで
9/11 注文
この価格で最高クラスの性能のPCが手に入るということで、見つけた瞬間飛びつきましたが、私が見つけた9月中旬時点で初期ロット分は完売しており、入荷待ちの状態でした。
某家電量販店で店員さんに納期を尋ねると「年内は厳しそうで、おそらく年明けです」と、、
いやいやそんなわけないでしょw
いくら人気機種だから、在宅勤務とかでPC需要が高まっているからといって4ヶ月もかかることないでしょさすがにw
と思って、HPに直接問い合わせてみると「少し長めにいただいておりまして、11月中旬ごろになるかと...」と、こちらは約2ヶ月待ちという回答。
ほらね。さすがに年明けはないでしょw
と思いながら
そんなに急いで欲しいわけではないので、2ヶ月ならとすぐに注文しました。
9/23 納期遅延連絡 1
注文から10日くらい経って納期遅延のお知らせメールが届きました。
「想定を超える注文をいただいており、引き続き入荷待ちの状態です。」という内容。
まあ、11月中旬と聞いていたので、納期遅延というより在庫確認のメールかな?ということでスルーしました。(1週間後にもほぼ同じ内容のメールが来ました)
10/6 納期遅延連絡 2
注文から約3週間後、上記と同じような内容のメールが届きましたが、そこには「お届けの時期が12月以降」という文字が、、
今回に関してはメールのタイトル通り納期遅延の連絡でしたw
で、いろいろ調べて分かっていたのですが、この時点で生産自体が行われていません。
7月に注文したのにまだ届いていないという人がいたのでそういうことでしょう。
PCのいずれかの部品(おそらくCPU)の調達ができず生産が止まっていたのではないかと予想しています。
12/6 納期遅延連絡 3
10月のメール以降音沙汰なしで、12月に入って久しぶりにメールが来ました。
内容は「納期が1月下旬以降になる」というもの、、
家電量販店の店員さんの言っていることが正しかったです。ごめんなさいw
このメールには、納期の目安のほかに、「特別限定キャンペーン」という名の在庫処分セールの案内もありましたが、もちろんスルーしました。
1/14 納期確定連絡
年が明けてしばらくすると、SNS上で「やっと納期が確定した」との報告が見られて、自分もそろそろかな?と思っていたら、1/14に納期確定メールが来ました。
納入予定日は約1週間後の1/20でした。
散々待ったけど納期が確定してからはめちゃくちゃ早いんですねw
ちなみに、12月に注文した人も同じくらいの納入日だったので、部品の供給が再開して一気に生産が始まったのだと思います。
1/20 納品
予定通り、1/20に製品が届きました。
いや~長かったですw
「買ってから4ヶ月も待つとか劇場盤の握手会かよ」と思いましたよw(ヲタク)
まあ、なんだかんだちゃんと届いてよかったです。
長く待った分、愛着が沸きそうですね!
開封
待ちに待ったので、さっそく開封していきます。
箱を開けるとこんな感じ
シンプルイズベスト
同梱物はこちら
・PC本体
・ACアダプタ
・電源ケーブル
・HPパソコンナビ
・セットアップ手順書
HPパソコンナビは1cmくらい厚みがあるしっかりした本になっています。こういうのがあると初心者の方も安心ですね。まあ私は読むことないでしょうけどw
外観
開くとこんな感じ。
色はナイトフォールブラックということですが、ブラックとネイビーの間でブラックよりみたいな色ですね。(わかりにくい)
落ち着いていてかっこいいです。
13インチ液晶ですがベゼルが薄いので画面が大きく見えます。
(グレア液晶なので反射しまくって写真撮るのが大変でしたw)
画面上部にはウェブカメラが付いているのでベゼルが少し太めになっています。
ちなみに、このカメラは物理的に閉じることができるので、不正アクセスで外部から私の汚い顔を覗かれる心配がなくて安心です。
こちらがRyzenとRadeonのエンブレムステッカーです。
(インテルはいってない)
黒一色の中にある赤がアクセントになっていいですね。
ちなみに、他の人のレビューなどを見ていると、このステッカーが傾いて貼られていたりしたので、私のは当たりですw
また、この製品は2in1PCなので、ディスプレイをぐるっと360°回転させてタブレットのように使うこともできます。
重量が1.25kgほどあり片手で持つには少々重いので、この状態で使うことはあまりなさそうですが、このように180°開いた状態や
このようにA字立てた状態で使うことはあるかもれないです。
(180°以上開くとキーボードやタッチパッド操作は無効になるので誤作動の心配はありません)
インターフェース
次に、側面のインターフェース類を見ていきます。
まずは右面から
左から
microSDスロット、USB3.2 Gen1(USB3.0) Type-A、電源コネクタ
になっています。
USB Type-Aがいけるのであれば、microSDではなくSDにしてほしかったな~とは思いましたが、この価格なので贅沢は言いません。
次に左面
左から
3.5mmステレオ端子(入出力共用)、USB3.2 Gen1(USB3.0) Type-A、USB3.2 Gen2 Type-C
になっています。
こちらにもUSB Type-Aが付いていて合計2個あるので、レシーバーありの無線マウスを使いながらUSBメモリを挿せるの便利ですね。
USB Type-CはUSB機器との通信はもちろん、PD給電や、映像出力にも対応しています。
特にPD給電は外出先にACアダプタを持っていかなくて済むので重宝しそうです。
最近のモバイルノートは、小型化のためかインターフェース(特にUSB Type-A)を省く傾向にあるので、必要なものがほぼ揃っているのは評価が高いです。(この製品を選んだ理由の一つです)
キーボード
キーボードの配列はこのようになっています。
まず、一番の特徴は、Enterキーの右側にPgUp、PgDnキーがあるという特殊なキー配列になっていることですね。
PgUp、PgDnキーはよく使うので付いているのは嬉しいのですが、Enterキーといえば一番右側にあるイメージなので、慣れるまでは誤タイプしそうですねw
BackSpaceの上がDeleteではなく電源ボタンなのはなかなか危険な配列ですねw
Deleteを押そうと思って電源を落としてしまうなんてことになりかねないですw
逆に、個人的に嬉しいポイントは、Altキーが右側にもあることですね。
ブラウザバックのショートカットキーとしてAlt+←をよく使うので、右手だけで操作できるのは楽でいいです。
また、右下には指紋センサが付いており、指紋認証でサインインできるようになっています。
パスワードやPINを入力する手間を省けるのでとても便利です。
セッティング
Windowsの初期セットアップを行い、その他使いやすいようにセッティングしていきます。
Windowsセットアップ
セットアップが始まると、お節介おばさんことCortanaさんが大声で喋り始めるので即ミュートにしますw
言われるがままに進んでいくと、プライバシー設定の画面になるので、すべてOFFにします。(安易に情報は渡しません)
その他、OneDriveやスマホ連携の設定もありますが、すべてスルーして最低限の設定のみでセットアップを終了しました。
Google Chromeインストール
Webブラウザは断然Google Chrome派なので、新しいPCで最初にやることはChromeのインストールと決まっています。
Microsoft EdgeはChromeインストーラーのダウンロードのみで生涯の役目が終わりますw
おそらく、Edge内での検索ワード第1位は「Google Chrome」だと思います。しらんけど←
電源ボタンの無効化
次に、誤タイプで致命傷になりかねない電源ボタンを無効化します。
スリープにするときはカバーを閉じるので、起動中に電源ボタンを使用することはありません。つまり、百害あって一利なしのボタンということで容赦なく機能を止めます。
設定は、コントロールパネル→電源オプション→電源ボタンの動作を選択する からできます。
デフォルトでは「電源ボタンを押したときの動作」が「スリープ状態」になっているので、これを「何もしない」に変えて変更を保存すれば設定完了です。
これで、SHOWROOMでコメント中に間違えて電源ボタンを押して「あーーー!」ってことにならなくて済みますw(ちょこちょこ出るヲタク←)
PgUpとPgDnのキー割り当て変更
Enterキーの右側にある厄介なキーであるPgUpとPgDnキーの割り当てを変更します。
IMEオプション(タスクバーの「あ」または「A」を右クリック)→プロパティ→詳細設定→編集操作で設定できます。
PgUp、PgDn両方ともEnterボタンと同じ割り当てにしてしまおうと思ったのですが、指がずれてEnterと両方押してしまったときに2回押したと判定されても困るので、無効化することにしました。
もちろん、文字入力以外の時は通常のPgUp、PgDnとして機能するので問題ありません。
ファンクションキーの設定
デフォルトでは、F〇キーを単体で押すとそこに書かれている動作(音量UPなど)をするように設定されていたのですが、私の場合、F7でカナ変換、F10で半角変換、Alt+F4でウィンドウを閉じる、F5でブラウザのページ更新など、ファンクションキーを多用するので、これだと不便です。
そこで、Fnキーと同時に押さないと音量UPなどが動作しないように設定したいのですが、調べるとどうやらキーボード上での切り替えはできず、BIOSで設定する必要があるとのことでした。(面倒くさい...)
ということで、一旦再起動させBIOSから設定しました。
Action Key Mode というところを「Enable」から「Disnable」に変更するだけです。
特に難しくはないですが、切り替えるたびにこれをしないといけないのは面倒くさいですね...(探せば何かソフトとかありそうですが)
性能チェック
ある程度セッティングもできたので
「新しいPCを買ったらとりあえずベンチを回せ」という偉い人(だれ?)の言葉に乗っ取ってベンチを回してみたいと思います。
使用したソフトはみんな大好きCinebench R23です。
では、さっそく結果です。
マルチスレッドが5774pts、シングルスレッドが1214ptsとなりました。
ネット上で公開されているスコアではマルチ6800ptsとかもありますが、ノートPCの場合CPU以外の要素も大きく影響すると思うので、この数値がどうなのかは何とも言えませんね。
比較対象になりそうなIntel Core i7 1165g7と比べるとこうなりました。(1165g7の機種が分からないので参考程度です)
(マルチスレッド)
(シングルスレッド)
マルチではコア数が多い分(スレッド数は同じ)4700Uに軍配が上がりました。
シングルでは1165g7に軍配が上がりました。やはりIntelはシングルが強いですね。
いずれにしても、10万円のモバイルノートでこの性能は十分すぎます。
実は初期不良...
と、ここまで書いてきましたが、これ実は2台目のENVY x360です。
というのも、最初に納品された個体は、画面にノイズのような横線が出てくることがあり、できる範囲でいろいろ試しても改善しなかったので、初期不良として新品交換していました。
HPのサポートはネット上ではあまり評判が良くないのですが、私の場合は対応も早くてそこそこ好印象でした。
交換品の納期は2週間ほどでしたが、その間は初期不良のPCを使用してもいいとのことだったので、あまり長くは感じませんでした。(そもそもあまりノートを使わないっていうのもある←)
とりあえず、今は交換品も届いて不具合なく動いているのでよかったです。
まとめ
やっぱり新しいPCはいいですね、これまでは5年くらい前の化石ノートPCを使っていたので、最新機種のサクサク具合には感動しました。
前のPCではファンフル回転で悲鳴を上げていたSHOWROOMも、これだと難なく観ることができました。(ヲタクが捗る)
10万円という価格でこれだけのスペックのPCが手に入るなんていい時代になったものです。前のなんてIntelのCPUとはいえ18万円もしましたからね...
ということで、待った期間は長かったけど、安価で高スペックのモバイルノートPCをゲットできて満足という記事でした。
ではでは