2021.04.10 高柳明音卒業コンサート『私の兆し、皆の兆し~あかねまちゅりだ!~』
こんにちは、ちーりょうです。
4/10(土)に日本ガイシホールで
高柳明音卒業コンサート『私の兆し、皆の兆し~あかねまちゅりだ!~』
があったので観てきました。
私にとって初めての推しメンは
ちゅりは私のヲタク人生の半分以上を占める特別なメンバーです。
NGTができて離れてしまいましたが、それでも好きなメンバーであり特別なメンバーであることには変わりないので、最後はしっかり見送りたいということで卒コンに参加しました。
実は、ちゅりの卒コンは去年の3月に横浜アリーナで開催される予定でした。
しかし、社会情勢の影響を受けて延期になり、1年越しで再度決まったのがこのガイシホールでの卒コンです。
当初の予定と比べると規模は小さくなってしまいましたが、地元の名古屋で最後のコンサートができるというのは、これはこれでよかったのではないかと思いました。(あくまで個人的にはですが)
大切な卒コンを生で観ることができたということで、感想や想いを文章で残しておこうと思います。
全体のセトリなどは、他に載せている記事が多いと思うのでそちらに譲るとして、ここでは個人的に印象に残った部分を中心に書いてきます。
1曲目で涙
コンサートの最初を飾る大切な1曲目ですが、お祭りが大好きで盛り上がことが大好きなちゅりなので、最初にクラッカーが鳴って紙吹雪舞う中で盛り上がる曲から始まるか、コンサートタイトルにも入っている『兆し』から始まるか、このどちらかを予想していました。
しかし、ovetureが終わっても紙吹雪が舞うこともなければ、ずらっとメンバーが出てくることもありませんでした。
そして静かに始まった曲は『愛の数』
『バンザイVenus』のカップリングで、KIIのチーム曲です。
2011年に東日本大震災で被災した方の支えになればとYouTubeで歌唱動画をあげているので知っている方も多いと思います。
「
盛り上がる曲でも、『兆し』でもなく、『愛の数』を選んで歌うちゅりから、いろいろな想いを感じ取ることができて、1曲目からさっそく泣いてしまいました。(これはさすがに想定外ですw)
『兆し』は圧巻
ちゅりが1曲目を歌い上げると、他のメンバーが行進して入ってきて、KIIメンがステージの中央に揃うと、始まった曲は『兆し』
タイトルにもなっているこの曲は2曲目でした。
「兆しは地図になり 僕たちは夢の道あきらめないよ」
卒業するちゅりにとっても、SKEに残るメンバーにとっても、ぴったりな一曲ですね。
赤の衣装で統一されたメンバーが立つステージを360度赤のサイリウムの客席が囲うという会場の構造をうまく利用したこの演出は本当に圧巻で感動しました。
さすがの歌唱力
6曲目は『夜風の仕業』
歌唱メンバーは、高柳明音、野島樺乃、佐藤佳穂の3人でした。
これは舞台SKE48版ハムレットでポロ家を演じたメンバーで、またこの3人で何かしたいというちゅりの愛が感じられてほっこりしました。
この3人のうち、ちゅりと樺乃ちゃんはAKB48歌唱力No.1決定戦の決勝に進むほどの歌唱力の持ち主なので、その歌声に聴き惚れていました。
さきぽんへのサプライズ
12曲目は『光と影の日々』
夏の高校野球のテーマソングで、ちゅりも選抜に入っているAKB48の楽曲です。
コンサート中の何曲かでサイリウムの色をこの曲で指定があるのですが、この曲で指定されたのはピンクでした。
これは、同じく卒業が決まっている
チームCは最高
13曲目は『2人だけのパレード』
大場美奈、須田亜香里、高柳明音の
チームCとは、ちゅりがリーダを務めた2世代目のチームKIIの愛称で、現在SKEに在籍するメンバーはこの3人だけです。
そんなメンバーでKII楽曲の『2人だけのパレード』を聴けたのはエモかったです。
あと、個人的にこの曲大好きなんですよね。
当時、表題の『美しい稲妻』よりも聴いていいた記憶があります。
そんな曲を卒コンでまた聴けて嬉しかったです。
ユニット曲はやっぱり
14曲目は『クロス』
「ラムネの飲み方」公演のユニット曲で、もちろん北野瑠華、高柳明音、日高優月の3人で歌唱でした。
やっぱり、ちゅりでユニット曲といえばこの曲ですよね。
もうオリメンはちゅりしかいませんが、ちゅりが絶大な信頼を置いているこの2人とのパフォーマンスは圧巻でした。
「超絶イケメン!あかね!」と言いたくなりましたが、声は出せないので心の中で叫びました。
個人的に好きな曲
21曲目は『抱きしめちゃいけない』
第3回選抜総選挙のアンダーガールズの楽曲で、MVがノーカットで撮影されたことはファンの中でも有名だと思います。
個人的に48グループの中でも上位に入るくらい好きな曲なので、また聴くことができ嬉しかったです。
黄色く色褪せた衣装が時の経過を感じますね。
続いて、22曲目は『#好きなんだ』
第9回選抜総選挙の選抜曲で、ちゅりも15位で選抜に入っている楽曲です。
この曲は、夏曲で盛り上がれるというのと、ちゅりの他にも好きなメンバー(NGTから本間日陽など...)が多く選抜されているというのとで、こちらも個人的に好きな曲の1つです。
声を出して盛り上がることはできないですが、心の中はウキウキでした。
きっかけの曲
25曲目は『ごめんね、SUMMER』
3rdシングルの表題曲で、珍しい7人選抜の曲です。
この曲は、SKEヲタとしても私を語る上で最も大切な曲です。
というのも、ちゅりとの出会いのきっかけとなった曲だからです。
あるコンサート映像で無邪気な笑顔で元気に歌って踊るちゅりを見て、「この子はなんや!?」となったのが、ちゅりを推し始めたきっかけです。
そんな大切な1曲を、オリジナルと同じ7人でのパフォーマンスで観られたのはよかったです。
遠い席だったのでモニターの映像をチラチラと観ていたのですが、「僕のいたずら」で2回ともちゅりを抜くスイッチングもさすがでした。
青春の宝石
アンコール1曲目は『青春の宝石』
ちゅりの卒業ソングで、唯一のソロ楽曲です。
SKE48としてのアイドル人生を振り返るような歌詞で卒業ソングにぴったりですね。
「頑張ったね 褒めてあげたいよ」
これは歌詞の一部です。
これまで12年間、「自分が!自分が!」ではなく、グループやチームのことを第一に考えて活動してきたちゅりは、おそらく自分のことを褒めることもあまりなかったと思います。
そんなちゅりが卒業を目の前にして、最後に自分に対して労いの言葉を送っているのが印象的でした。
あくまで、秋元さんが書いた歌詞ではありますが、歌っているちゅり本人もそう思っていると思います。
アイドル高柳明音としての最後のオリジナル楽曲。
最後まで綺麗な歌声でした。
先輩であり親友
アンコール2曲目は『バイクとサイドカー』
『チョコの奴隷』のカップリング曲です。
この曲では、ゲストとして卒業生の
ちゅりと玲奈ちゃんは在籍時代からの親友で、今でも会って遊んだりインスタライブでコラボしたりするほどの仲良しです。
実は、卒コンが延期になる前から呼んでいたみたいですが、もし予定通り開催できていたら来られなかったみたいなので、これも何かの縁なんですかね。
それにしても、玲奈ちゃんは卒業してから歌う機会が少ないはずなのに、今でも綺麗な歌声でびっくりしました。
最後のスピーチ
最後の曲『道は なぜ続くのか?』を歌い終えた後、『桜の花びらたち』をBGMにファンやメンバーに向けてスピーチをしました。
12年間のアイドル人生を振り返っていましたが、
「悔いがない」「最高に幸せなアイドル人生だった」「SKE48に出会えて幸せだった」
この言葉を聞けたことが本当に嬉しかったです。
スピーチを終えると、ちゅりらしく翼の付いた籠に乗って、多くメンバーに見送られながら羽ばたいていきました。
最後までちゅりらしい
ちゅりが羽ばたいていった後、残りのメンバーで最後の曲である『卒業式の忘れ物』を歌って終演...
と、思いきや
続けて「ドンッドンッ」とバスドラの音が鳴り始め、メンバーが「何事?」といった表情をしていると
「みんな~ あかねまちゅりなんだからさ~ 最後まで盛り上がるに決まってんじゃ~ん! 終わらないよ~」
と、羽ばたいていったはずのちゅりの声が聞こえ、そのまま『オキドキ』が始まりました。
お祭りキャラのちゅりがしんみりした雰囲気のまま終わるはずもなく、ファンやメンバーへのちゅりからのサプライズでした。
オキドキでひと騒ぎして、最高潮の盛り上がりの中、本当に終演しました。
最後には、メンバーもファンもみんな笑顔。
「あかねまちゅり」というタイトルがぴったりな、どこまでもちゅりらしい素敵な卒業コンサートでした。
さいごに
まずは、無事に卒業コンサートが開催できて本当によかったです。
最初から最後までちゅりらしい素敵なコンサートでした。
ちゅりの想いは後輩に伝わったと思いますし、ちゃんと引き継いでくれると思います。
そして、こんなに大切なコンサートを生で観ることができて、直接見送ることができて、本当に本当に幸せでした。
まだ卒業公演が残っているので少し早いですが言わせてください
明音ちゃん、卒業おめでとう!!